夢の手枕~Spero Dum Spiro~★跡地★

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ブログ紹介

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 こんにちは、m03a076dです。ご来店いただき、まことに有難うございます。

 このブログは、医学のお話を中心に雑多なことを書くというコンセプトで成っています。また、学生さんや初期研修医の先生方に役立つような情報を発信していけたらと思ってます。


 諸事情あり、ブログをお引越ししました。このブログは少し記事を削り、続きは新しいブログに記事として載せていこうと思います。よろしくお願い申し上げます。今までエキサイトのこのブログをご覧になってくれた皆様、ありがとうございました。

新しいブログ→コチラ


(this article: last update Feb. 22. 2012)
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# by m03a076d | 2013-12-31 23:59 | ★身の周りのお話

ブログ引っ越しのお知らせ

 少し前からお知らせしていましたが、ブログを引っ越しました。

 エキサイトブログの『夢の手枕~Spero dum Spiro~』は2005年から続いていましたが、諸事情あり、今後はFC2ブログで始めることになりました(エキサイトからエクスポート出来るのがFC2だけだったので)。

 読んで下さった皆さん、コメント下さった皆さん、ありがとうございました。

 よろしければ、場所は異なりますが、同じ様な事を記事にしていくつもりですので、引き続きごひいき願います。

 ではでは。




新しいブログ→コチラ
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# by m03a076d | 2012-02-22 03:57 | ★身の周りのお話

抜け殻というお化け

 この前、看護師さんから不安な声で聞かれました。

「先生、○○さん便秘で、摘便したんですけどこんなカプセルみたいなのがじゃらじゃら出てきて。。。何なんでしょう??」

 保管してくれていたらしく、出てきたのはこんなもの↓
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 ワタクシは思い当たる節があり、以下。

「あ、これインヴェガ®じゃないですか?あれゴーストピルで出てきますよ」

 対して看護師さん以下。

「ゴースト?何ですかそれ??」



 ゴーストピル(ゴーストタブレット)は、お薬の抜け殻のこと。代表例はオキシコンチン®。精神科ではデパケンR®もその類ですね。こういった薬剤は徐放剤で、ゆっくりと体内に吸収されるようにお薬が工夫されています。この徐放剤の中には、成分を特殊に加工された外膜が包んでいて、安定してゆっくりと成分がじわじわと出るように工夫されているものがあり、そういうお薬は、飲むのが1日1回でも良くなっています。

 この○○さんという患者さんに使用していたインヴェガ®というお薬は、リスペリドン(リスパダール®)の活性代謝物であるパリペリドンの錠剤。これは浸透圧を利用した特殊なカプセルを使っているらしく、1日1回投与が可能になったものです。リスパダール®は、添付文書的には1日2回投与(抗精神病薬の1日何回とか言うのはあまりアテにはなりませんが…)。

 自分はインヴェガ®のゴーストピルを見るのは初ですが、インヴェガ®がゴーストピルになるタイプのお薬であること、後はあまりにも出てきたモノの形がインヴェガ®そっくりだったことが、思い当たる原因となりました。

 医療関係者の方々はゴーストピルについて知っておいて損はないと思います。患者さんにもあらかじめ説明しておきましょう。消化されずに出てくると思ってしまったり、幻覚妄想状態にある患者さんはそれで何かしらの妄想を抱いてしまうやもしれません。これらは不安を惹起させたりアドヒアランス低下にもつながります。

 ということで、実に精神科らしい記事となりました。
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# by m03a076d | 2012-02-21 19:51 | ★精神科生活

てんかん、を勉強するには

 「てんかん」は精神科が診ることもあれば、神経内科が診ることもあります。自分の勤めている病院では神経内科が診るのですが、愛知医科大学は精神科。そこには兼本浩祐先生という、てんかんの超エキスパートが鎮座しております。

 てんかんは専門医に任せたくなってしまいますが、いつ何時こちらが診ないとも限りません。そこで本を紹介。


てんかん学ハンドブック(2006/01)


 医学書院から出ているこの本、表紙が実に素っ気なくて買う気を起こさせませんが、志高くがんばろーという若手医師向けの本です。脳波を教えに来てくれる寺島先生という、これまた脳波の鬼みたいな先生なんですが、その先生が「てんかんなら”てんかん学ハンドブック”」と仰っております。

 でも自分はあんまりてんかんの勉強意欲がぐぐっと来ず。他の精神疾患で今は手一杯なのでした。ヒヨッコで、専門外だしなぁ、、、でも勉強しなきゃいかんぞという人にはこちら。


専門外の医師のための大人のてんかん入門(2011/05)


 こちらも同じく兼本先生の本ですが、中外医学社から。まだ表紙はかわいい。ターゲットとする読者は題名の通り。名は体を表すとはまさにこのことです。てんかん学ハンドブックは2006年でしたが、この本は2011年の本なので、ラモトリギン(ラミクタール)やレベチラセタム(イーケプラ)のことも触れられています。こっちの方が分かりやすいので、まずはここから。

 自分が診て患者さんが悪くなるのは申し訳ないですし、何としても必要最低限は目指したいものです。道のりは遠いですな。。。
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# by m03a076d | 2012-02-19 17:20 | ★本のお話

基礎医学の総合的理解のために

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 『カラー図鑑 人体の正常構造と機能 全10巻縮刷版』¥18900

 お金に余裕があれば買いたい教科書。各臓器の解剖組織生理をまとめた本で、2012年に改訂第2版となりました。上記のものは全10巻のエッセンスをまとめた縮刷版。本当にお金が余っていれば、臓器ごとの分冊が欲しいですね。でも全部そろえると70000円弱となり、少し厳しいかしら。。。

 これを見ながら基礎医学を学ぶと、ずいぶんと楽しいと思います。試験に全て対応しているとは言い難いですが、絵もきれいですし説明も分かりやすい。何かとあれば便利です。

 これの臨床よりなものが、メディックメディアからのヒット作『病気がみえる』でしょう。

 どちらも学生さんには心強いものになってくれると思います。この前ぱらぱらとめくってそう思いました。小難しい本を読むのも味わいがあって良いですが、まずは分かりやすくて見た目にインパクトのあるところから入るのも良いのではないでしょうか。
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# by m03a076d | 2012-02-18 23:55 | ★本のお話